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見本に合せて採寸する方法(パンツの丈・ウエスト)

更新日:2021年9月11日


前回、パンツの採寸の仕方をご案内しました。

今回はご自身で履いて測る事が難しい場合のご案内をさせていただきます。理想の形のお品物を測って合せるという方法があります。



まず、お手持ちの理想とするサイズの洋服の寸法を測ります。

※見本は、お直ししたい洋服と素材が似たもの、形が似たものを選びます。



採寸の仕方は以下を参考にしてください。


丈の場合

総丈と股下の両方を測る。

・総丈 … 一番上から一番下まで、パンツの外脇を測る。

・股下 … 脚の付け根から一番下まで、内股側を測る。


巾の場合

1)ウエスト

一番上。

平らな状態の巾を測り、その寸法を2倍してぐるり一回りの寸法で示す。


2)ヒップ

ジャストウエストのものは一番上から20cm下あたり、ヒップハングのものは15cm下あたり、上端からの流れで張り出ているところを測る。

平らな状態の巾を測り、その寸法を2倍してぐるり一回りの寸法で示す。


3)渡り

脚の付け根の部分の巾。

パンツの内股側の縫い目と外脇の縫い目を合わせて置き、片脚を上に避けて裾と平行に測る。

平らな状態の巾を測り、そのままの寸法で示す。


4)膝

膝のお皿の上の部分、股下実寸法の半分より5cm上の部分の巾。

脚の付け根から何cm下か合わせて示す。

平らな状態の巾を測り、そのままの寸法で示す。


5)裾

一番下。

平らな状態の巾を測り、そのままの寸法で示す。


※スラックスの見本としてジーンズは適していません。




ブログ担当者:土井




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